外部評価・社会との連携ExternalAssessmentsandCooperationwithSociety
ミルボンの取り組みや実績は、様々な機関から評価を受けております。今後も美容室・ヘアデザイナーを通じて、美と心の豊かさに繋がる美容産業を創造することで、持続可能な社会の実現を目指し、企業価値向上を図るために各種取り組みを継続・推進していきます。
主な外部評価・取り組み内容については以下よりご覧いただけます。
社会との連携
国連グローバル・コンパクトへの署名
ミルボンは、国連の提唱する「国連グローバル・コンパクト(UNGC)」に賛同し、2020年5月に署名しました。
UNGCは、企業や団体が責任あるリーダーシップを発揮することによって、社会の良き一員として行動し、持続可能な成長を実現するための世界的な枠組みづくりに参加する自発的な取り組みです。
ミルボンは自社のサステナビリティ基本方針に基づき、美容室・ 美容師の皆様とともに社会課題の解決に取り組む参加企業として「人権」「労働」「環境」「腐敗防止」に関わるUNGCの10原則を支持し、持続的な社会の実現に貢献していきます。
「RSPO」の正会員に認定
ミルボンは、世界自然保護基金(WWF)を含む関係団体が中心となって設立した「RSPO(持続可能なパーム油のための円卓会議)」の正会員として2022年3月に承認されました。
あわせて2020年1月に持続可能なパーム油のための日本ネットワークである「JaSPON(Japan Sustainable Palm Oil Network)」へ参画し、情報交換などを行っています。
また、ゆめが丘工場は認証パーム油を使用して作られた製品を取り扱う、製造・加工・流通過程で要求事項を満たしているかを認証する制度であるサプライチェーン認証(SCCS※認証)を取得しています。
RSPOの進捗状況はこちらからご確認できます。
Supply Chain Certificate Systemの略
「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」提言への賛同及び 「TCFDコンソーシアム」へ加盟
ミルボンは、2023年1月に TCFD 提言への賛同及び国内賛同企業等による組織 TCFDコンソーシアムへの加盟を行いました。
気候変動問題への対応については、当社における「サステナビリティ5つの最重要課題」において、重要な経営課題の1つとして捉えており、今後も環境負荷低減に向けた目標設定と取り組みの推進およびステークホルダーの皆様への積極的な情報開示を行っていきます。
「生物多様性のための 30by30 アライアンス」に参画
ミルボンは、2023年10月10日に「生物多様性のための 30by30 アライアンス」に参画しました。
同アライアンスは、2021年6月のG7サミットで合意された「G7 2030年自然協約(G7 2030 Nature Compact)」に基づき、生物多様性の損失を食い止め回復させるというゴールに向け、2030年までに陸域と海域の少なくとも30%を保全・保護することを目指し、環境省が発起人となり、企業、自治体、NPOなどが集まり設置されており、国公園の拡充や里山、企業林などをOECM※として国際データベースに登録することを促進し、その取り組みを積極的に発信することを目的としています。
ミルボンは今後も、美しさを通じた心の豊かさを提供する「美」のメーカーとして、生物多様性がもたらす社会全体の恵みや豊かさを重視し、地球環境保全への積極的な活動を行っていきます。
Other Effective area-based Conservation Measuresの略。民間等の取組により保全が図られている地域や、保全を目的としない管理が結果として自然環境を守ることにも貢献している地域
外部評価
2020年度 第20回 ポーター賞受賞
ミルボンは、一橋ビジネススクール国際企業戦略専攻が主催する「2020年度 第20回 ポーター賞」を受賞しています。
1960年の創業以来、一貫して美容師・美容室に絞った事業を展開する中、1996年の上場以降、受賞時点で23期連続の増収を記録していることなど、高い収益性を維持しながら持続的成長を続けてきた事業戦略の独自性を評価いただきました。
今後も美容師・美容室に絞ったビジネスモデルを維持しながら、社会視点を持ち、美を通じた豊かな社会の実現に貢献していきます。
「健康経営優良法人2024」認定
ミルボンは、経済産業省と日本健康会議が主催する「健康経営優良法人2024」に認定されました。
今回で4年連続の認定となり、今後も社員の活力と働きがいにつながる健康経営に取り組んでいきます。
Eco Vadisサステナビリティ調査で「ゴールド」評価を獲得
ミルボンゆめが丘工場は、2022年の「シルバー」評価獲得に続き、2023年から2年連続で評価対象企業の上位5%に与えられる「ゴールド」評価を獲得しました。
Eco Vadis社の調査は、世界中のサプライチェーンの持続可能性を推進することを目的に「環境」「労働と人権」「持続可能な資材調達」「倫理」の4つのテーマに分類された21のCSR分析基準により、企業のサステナビリティへの取り組みを評価するものです。これまで175の国と地域、200業種、10万社を超える企業が調査対象となっています。
ESG投資指数「FTSE Blossom Japan Sector Relative Index」の構成銘柄に選定
ミルボンは、「FTSE Blossom Japan Sector Relative Index」の構成銘柄に選定されました。
「FTSE Blossom Japan Sector Relative Index」は、グローバルインデックスプロバイダーであるFTSE Russellにより構築されたインデックスです。
各セクターにおいて、環境、社会、ガバナンス(ESG)の対応に優れた日本企業のパフォーマンスを反映するインデックスで、セクター・ニュートラル※1となるよう設計されています。
また低炭素経済への移行を促進するため、特に温室効果ガス排出量の多い企業については、TPI経営品質※2により改善の取り組みが評価される企業のみを組み入れています。
業種の偏りが発生することを避けるため、親インデックスであるFTSE Japan All Cap Indexの業種比率を考慮し構成銘柄を選定
低炭素経済を推進するために2017年に設立されたイニシアチブ「Transition Pathway Initiative(TPI)」が、企業の温室効果ガス排出量および低炭素への移行に関するリスクと機会の管理の質を評価したもの。
ESG投資指数「MSCI日本株女性活躍指数(WIN)」の構成銘柄に選定
ミルボンは、米国の大手金融サービス企業であるMSCI社が開発した「MSCI日本株女性活躍指数(WIN)」の構成銘柄に選定されました。
同銘柄はMSCI社が開発したESG指数の一つで、時価総額上位700銘柄(MSCIジャパンIMIトップ700指数)を対象に、女性管理職比率や新規採用者に占める女性比率など、性別多様性に関する開示情報をもとに優れた企業を選定するものです。
株式会社ミルボンのMSCI指数への組入れ、およびMSCIのロゴ・商標・サービスマークまたは指数名称の使用は、MSCIまたはその関連会社による株式会社ミルボンへの後援、保証、販促に該当するものではありません。MSCI指数はMSCIの独占的財産です。MSCI指数の名称およびロゴはMSCIまたはその関連会社の商標またはサービスマークです。
ESG投資指数「S&P/JPXカーボン・エフィシェント指数」の構成銘柄に選定
ミルボンは、S&P/JPXカーボン・エフィシェント指数」の構成銘柄に選定されました。
同銘柄は世界的な指数算出会社である S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス社(S&P)と⽇本取引所グループ(JPX)が共同で開発した ESG 指数の一つであり、ESGのうちE(環境)に着目した株価指数です。東証株価指数(TOPIX)の構成銘柄を対象範囲とし、環境情報の開⽰状況、炭素効率性(売上⾼当たり炭素排出量)の⽔準を基に構成銘柄の組⼊⽐率が決定されています。